▼チケットの定価は安すぎる
X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が19日、8月に開催される自らのディナーショーのチケットが高額転売されている現状に「何これ。。転売はやめましょう」と警鐘を鳴らした。
ディナーショーのチケットの定価は7万5600~8万6400円。一方、インターネット上の高額転売の取引額は18万円以上にのぼるものもある。ファンの声で現状を知ったYOSHIKIは自身のツイッターで「何これ。。転売はやめましょう」と反応。ファンに高額転売しないよう呼びかけた。
こう書いたら、“良識ある人”たちや、“YOSHIKIの真のファン(を自称する人)”から怒られるかもしれないけど、YOSHIKI様のディナーショーチケットが転売屋価格で18万円くらいなら、僕はぜんぜん安いと思います。
記事によれば、X JAPANの代表的な曲はもちろん、なんと未発表の新曲も聴ける。YOSHIKI様がプロデュースするワインも振る舞われる。それで定価は7万5600~8万6400円。あ~~~~ これは、はっきり言って定価が安すぎです。そりゃ転売屋出るよ。
▼オークション制の導入がもっとも有効だ
チケットの転売屋を壊滅させるには、最初からオークション制にするのが最も有効だと思います。これは「チケット転売肯定論」を提唱するlivehisさんが詳しく論じていますので、下記サイトは必見です。
おおむね僕も同感です。ライブによっては、最前列の真ん中と中途半端な席の端っこが同じ値段なこともあります。これはどう考えてもおかしいです。要は、適正価格ではない破格の値段で売っているから転売が発生するのであり、最初から公式が適正価格で売れば、転売屋をかなりやっつけられるのです。
そのためにはオークションがもっとも有効です。本当に行きたい人なら、良い席のために金を出します。確実に運営に入る金は大きくなりますし、転売屋に流れる金も確実に減るでしょう。
アンチ転売屋の人が言う意見は、「本当に好きなファンがチケットを買えない」というものです。オークションならすべて解決です。なぜなら、本当に好きな人は金を出すからです。そもそも「本当に好きなファン」という言葉が抽象的すぎます。ファンのレベルを客観的に図ることはできません。唯一図れる指標が、金をどれだけ出せるかだけだと思います。
▼転売屋から買うのはコスパがいい
僕はこう見えて意外と音楽やミュージカルが好きで、結構行っているのですが、コンサートはその場でしか体験できない極めて貴重な経験だと思います。しかし、現在のチケット購入は運任せによる部分も大きく、狙っている席がとれるとは限りません。
ゆえに、狙っている席があれば確実にとれる転売屋から買うのは相当にメリットがあり、何よりファンクラブに入るなどの手間や諸経費がかからず、コスパが格段にいいのです。
なお、X JAPAN は僕が音楽にはまるきっかけになったバンドであり、別格です。ライブはいろいろ行きまくっていますが、X JAPAN は神聖すぎて、未だにライブに行っていません(爆)。

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