かがり美少女の中の人ブログ

かがり美少女イラストコンテスト主催者の山内が、好き勝手なことをつぶやいています。最低最悪なクソな内容多し。今流行っている「自己責任」で読んでね( ^ω^ )。だから、たまに(いや、かなりの頻度で)嫌な感じのことを書きますが、ゆるしてニャン☆

500円札の岩倉具視の肖像も左右反転だ

f:id:kagariugo:20190417103620j:plain

↑ 確かに左右反転している津田梅子の肖像。右は津田塾大学が所有するオリジナルの画像。よく見ると着物の分け目をぼかしたりと、紙幣の肖像画はなかなかセコいごまかし方をしているのがわかります(笑)。 画像:NHK NEWS WEBより引用

 

▼左右反転が騒動に?

5000円札津田梅子の肖像が左右反転になっていると話題になっています。

正直、僕はどうだっていいと思うのですが(汗)。ただ、津田塾大学の卒業生など、津田梅子を慕う人が騒ぐ気持ちは理解できます。しかし、なんでわけわからん評論家や文化人までもが便乗して騒ぎ、挙句の果てには「女性蔑視だ」「安倍政権が」とか言い出すんですかね?

 

このように、冷静になれない方々が多数存在します。過去にこのブログでも書いたのですが、紙幣のデザインの検討は、平成16年(2004)に現行のデザインに変更された直後からずっと行われていますので、政権とは関係ありません。もちろん、民主党政権だった時代にも検討がなされています。

今回、たまたま安倍政権の時代に発表が重なっただけに過ぎません。よって安倍晋三と何の関係もありません。

安倍晋三が嫌いで感情的になりたい気持ちもわかるのですが、頼むから、落ち着いて下さい。不正確な情報を流すのだけは止めて欲しいものです。

 

▼実は左右反転の前例がある

さて、紙幣の肖像は基本的にはもとになった写真が存在するのですが、そもそもそのまま使うわけではありません。5000円札新渡戸稲造などは頬に添えられた手を取り除いて、さらにちょっと角度を直したりとか、結構な加工が加えられています。

そもそも紙幣でおなじみだった聖徳太子は(以下略)

あまり知られていませんが、元の写真を反転して肖像を作成した前例もあります。500円札岩倉具視です。

f:id:kagariugo:20190417104016j:plain

↑ この図を見ればわかるように、反転させたうえで服装を変更しているのがわかります。画像:ネットに落ちていた図版をもとに山内作成

 

よって、岩倉の前例があるので、決して女性蔑視ではないんです。安倍晋三とは何の関係もないんです。

おそらく、5000円札のデザインを担当したデザイナーやその上司も、ここまで文句を言われるとは思っていなかったと思います。というのも、500円札岩倉具視の前例があり、しかもそれが許されていたため、お役所のみなさんが得意の前例に則ってやっただけともいえます。

 

▼意図的に左右反転させた可能性

ただ、僕は今回の左右反転は、単なる凡ミスとは違うものだと思っています。紙幣でもっとも重要なことは偽造防止です。反転させたことにも何らかの意図がある可能性があります。

実物見ていないから何ともいえないけれど(実物を見るのは令和6年(2024)です)、今回の新紙幣は凄まじいレベルの偽造防止技術が投入されているはずです。現行紙幣の「二」「ホ」「ン」の隠し文字も一般には公表されていない偽造防止技術の一つですが、それ以上の秘密がたくさんあるのでしょう。

国立印刷局の関係者はインテリジェントな精鋭部隊が揃っており、彼らはバカではないので、こうした反発はある程度は予想ができるはず。津田梅子の写真は逆向きのものもあるのですが、敢えてこの写真を選んで反転させたことに、僕は何らかの意図を感じずにはいられないのです。おそらく、偽造防止に関する何かがあるのではないかと。

もっとも、このまま炎上が続くようなら、安倍晋三お得意の白紙撤回の可能性もありますけれどね(爆)。さてさて、どうなることやら。

 

▼追記

余談ですが、雑誌で写真の反転をやらかしたら謝罪ものだとかいう人がいます。僕の知り合いの編集者でも、それをやらかして更迭させられた人がいます(爆)。しかし、雑誌の写真や、いわゆる公的証明書などの本人確認の写真と、紙幣の肖像は別物と考えるべきでしょう。繰り返しますが、偽造防止が第一だからです。

f:id:kagariugo:20190417105248j:plain

 ↑ 肖像が左にある10円札が大正時代に発行されています。おそらく、紙幣の区別をつけやすくするための工夫だったと思われますが、民衆に大不評だったそうで、これ限りのデザインに終わっています。・・・が、とりあえず前例はあるので、あまりに反発があるようなら、左側に肖像を置くデザインにするのもありか? 画像:古紙幣旧札の買取査定ナビより引用