▼維新勝ちすぎ、野合負けすぎ
大阪都構想の是非が焦点となり注目されていた大阪のダブル選ですが、おおかたの予想通り、大阪維新の会の圧勝に終わりました。知事に吉村洋文が、市長に松井一郎が当選しました。
今回は数秒で当確が出るほどで、次点の野合の候補に大差をつけての圧勝。組織票で固めた自民・公明推薦、さらには革命政党までもが相乗りした候補がここまでボロ負けするとは、エンタメ要素満載の面白い選挙でした。
大阪自民党は、知事選に辰巳琢郎という既に終わった俳優を擁立して土壇場で断られるなど迷走を続けていました。んで、知事選には小西禎一、市長選には柳本顕という、なんだかよくわからない人を立ててしまいました。そして、2人とも大阪維新の会のバッシングしかできず、将来の大阪のビジョンを何一つ明確かつ具体的に示せない杜撰極まりない連中でした。
野合の連中は、負けるべくして負けた選挙だったと思います。
▼古い体質から脱却できない人々
大阪自民党の敗因は5634個くらいあると思いますが、最大の問題は古い自民党の体質をそのまま残している点でしょう。さらに言えば、相乗りした革命政党も国政では志位和夫がいつまで経っても替わらないほど保守的かつマンネリで憲法9条と沖縄の基地問題しかネタが無いどうしようもない状態であり、新しさがまったくない究極の保守ともいえる状況にあります。
これらの加齢臭漂う党はある意味希少な存在であり、特別天然記念物に指定すべき存在かもしれません。もちろん、選挙にはマイナスにしか働かなかったわけですが。時代遅れの連中が政治を行うなんておぞましいですよね。
てゆーか、過去にもそれで橋下徹に何回も負けたのに、彼らはまったく反省していません。何年経っても何回やっても同じ失敗を繰り返している人たちなんて、選挙に勝てるわけがありません。
そういう失敗を反省しない連中が政治をやっていたせいで、大阪は借金まみれになったわけです。大阪維新の会の圧勝は当然であり、有権者は古臭い体質の奴らが推した候補にNOを突き付けたというべきでしょう。
▼潔く民意を認めない奴らはダサい
大阪自民党の推薦候補は負けしましたが、安倍晋三や令和おじさんは大阪維新の会の考えに近いですし、本音は「あ~ 維新が勝ってよかった!」でしょう。大阪自民党なんかどうでもいいと思っているでしょうから、今回の結果に満足していると思います。安倍晋三と令和おじさんのことが大嫌いな二階俊博と石破茂はショックでしょうけど。
とにかくもう、ここまで来たら大阪自民党も、革命政党も、大阪維新の会に協力するしかないと思うんですよね。だって、ここまでボロ負けは無惨としか言いようがないよ。
潔く、自分たちのやり方は民意に否定されました、だから大阪都構想を良くするために議論を深めていきますと宣言しちゃいましょう。いつまでも文句ばっかり言っているのはダサいぞ!!
▼公明党は維新に協力する
確実に協力するのは公明党です。彼らは池田大作大先生がよく口にしていた常勝関西というスローガンを重視しています。つまり、まあ何かよくわからんけど勝てばいいわけです。政策の中身なんかもともとない政党ですから、勝つためには協力するしかありませんよね。
さらに、公明党が恐れているのは、橋下徹の政界復帰です。橋下が過去にマジ切れして公明党を潰しにかかろうとしたことがありました。さらに、かつて“法曹界のヨン様”と呼ばれていたほど、創価学会のおばちゃんたちにも人気があります。
橋下の行動力は凄まじいものがあります。いざ本気を出せば、池田大作大先生が謎の状況にある創価学会の総力を動員しても、維新に勝てるはずがありません。
だったら、大人しく維新にすり寄った方がいいと考えるでしょう。公明党の偉い人(ただし池田大作大先生よりは偉くない)が「大阪都構想に協力する」と言えば、創価学会のおばちゃんたちは南無妙法蓮華経を毎日唱え、投票呼びかけの電話を頑張ってくれます。おそらく、今度こそ大阪都構想は実現してしまうのではないでしょうか?
▼野党共闘(野合)はいいかげん止めよう
大阪ダブル選は維新VS反維新で争われ、対立候補がまあそろいもそろってクソみたいな存在でした。
というか、革命政党が相乗りしたことによって、自民・公明推薦候補に入れなかった人は多いと思います。水と油なんですから、そろそろ、野党共闘みたいなバカな理念は止めないといかんと思うんですよ。岩手の小沢なんとかさんのようなゾンビのような議員が躍起になって進めていますけど。
そういえば、小沢なんとかは、一時期、生活の党と山本太郎となかまたちという中二病全開な党名だった気がするけど、自由党になっていたんですね。知らなかったよ。てゆうか、そのくらい、もはやどうでもいい存在なんですね。
とにかく大阪維新の会! がんばれ!! 大阪都構想の中身、よくわかんないけど!!!!

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