かがり美少女の中の人ブログ

かがり美少女イラストコンテスト主催者の山内が、好き勝手なことをつぶやいています。最低最悪なクソな内容多し。今流行っている「自己責任」で読んでね( ^ω^ )。だから、たまに(いや、かなりの頻度で)嫌な感じのことを書きますが、ゆるしてニャン☆

JAうご「美少女あきたこまち」成功の要因と、JA全農あきた「釣りキチ三平」あきたこまちが短命だった理由

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▼ あきたこまちなのに、男子?!

以前、JA全農あきたは、あきたこまちの米袋に「釣りキチ三平」を使っていました。作者の矢口高雄さんが秋田県出身であるためです。

売上が下がっていたあきたこまちの認知度を上げる取り組みとして、全面モデルチェンジを図ったのです。

しかし、明らかにミスマッチでした。

女性の名前が付いた米なのに、なぜ男子なのだ(笑)。企画段階で突っ込む奴は誰もいなかったのでしょうか?

東京駅や新幹線にも巨大な広告を出したりして大々的に宣伝していましたが、売れ行きが芳しくなかったようで短命に終わり、公募で選ばれたこちらのイラストの米袋に交替しました。

僕の印象としては、可も不可もない普通のイラストといったところです。

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▼ 矢口高雄さんから秋田を連想できるか?

僕は矢口高雄さんの漫画はすごく好きなのです。

だからこそ冷静な観点で考えました。

そもそも、秋田県出身者と他県出身者とでは、矢口さんに対するイメージが違います。秋田の人は矢口さんを秋田県を代表する偉大な漫画家と考えています。矢口さんの業績を記念して建てられた横手市増田の「まんが美術館」には、多くの県民がでかけていますから、県外の人の間でも認知度が高いと思っていることでしょう。

しかし、県外の人で、矢口さん=秋田出身と結びつく人がどれだけいるでしょうか?

知っている人って、釣りキチ三平をリアルタイムで読んでいた人か、漫画オタクくらいですよね?

そう、釣りキチ三平あきたこまちは、オタク向けの米袋になってしまっていたです。

2007年、僕は愛知県豊橋市にある愛知大学に通っていたので、ゼミの皆さんに聞いてみました。釣りキチ三平を知っている人はほぼいませんでしたし(知っていても漫画を読んだことはない)、ましてや矢口さん=秋田出身だなんて、全然知られていませんでした(汗)

 

▼美少女あきたこまちは伝統に忠実

大学のゼミで議論を重ねた結果をもとに、僕がプロデュースしたのが、JAうご産「美少女イラスト入りあきたこまち」です。

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釣りキチ三平米袋と違い、誰にでもあきたこまちとわかるデザインをオーダーしました。あきたこまちのイメージに忠実であることが、おわかりいただけると思います。

その後に出た他地域の美少女米袋は、声優さんの声を充てたり、スリーサイズまで設定していたりと、キャラを作り込んでいるけれど、僕に言わせれば凝りすぎです。

JAうごと他地域の美少女米袋の最大の違いは、わかりやすさです。他の地域の米袋は、銘柄が何なのかわからないデザインで、美少女ばかりを前面に押し出しています。JAうごのあきたこまちは銘柄が一目でわかる、極めて保守的かつ、明快なデザインなのです。

市女笠の“小町娘”は、それこそJA全農あきたの長年のPRが功を奏し、全国的に知られていました。過去の財産、優れたイメージを利用したわけです。

伝統を生かすという発想ですね。

当時、このJAうごのあきたこまちを、オタク向けだとか、露骨にアキバ系だとか叩く人がいました。しかし、僕に言わせれば伝統に忠実なのはJAうごのあきたこまちであり、漫画好きしかわからない釣りキチ三平あきたこまちの方が遥かにオタク向けの米袋なのです。

 

町おこしin羽後町―美少女イラストを使ってやってみた

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