頭のネジが手巻きで止まっている かがり美少女の中の人ブログ

<注意事項というか義務! 本文を読む前にこの注意書きを5回以上読むこと!!!!!> かがり美少女イラストコンテスト主催者の山内がストレス発散するためのクソブログです。頭のネジが手巻きで止まっている人が書いていますので、最低最悪なクソのような内容ばかりです。したがって「自己責任」で読んでね( ^ω^ )。このブログを読んで不快になったり、便秘になったり、ウンコが下痢便になったりなどのトラブルが生じても、クレームは一切受け付けません。商品を買ってくれると僕にお金が入るから、買ってね!!

スピードと量を重視する出版は現場の疲弊を招く

▼スピードと量を重視する出版

“スピードは熱を生み、量は質を生む”

これは、今を時めく幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんの本『死ぬこと以外かすり傷』に収録されている言葉です。

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

 

箕輪さんは僕と同い年なのですが、いまもっとも注目され、話題になっている編集者です。その考えには共感する部分も多々あるのですが、出版社がスピードと量を追求すると、現場の疲弊を招くと考えています。

スピードと量を重視している出版社といえば、ライターの間でも有名な某社とか、某社とか、いろいろとあります。

例えば、某社は編集者が膨大な量の仕事を抱え込んでいます。入社1年目の社員が1ヶ月で2~3冊本を作らなければいけないなど、それはもう、とんでもなくヤバい量なので、過去に凄い誤植や無断転載などを盛大にやらかしています。

某社は、レイアウトのために仮で入れておいた「ああああああああああああああああああああ」という字が残ったまま印刷されたりとか、どんだけ突貫スケジュールで作ったんだよ、と突っ込みたくなるようなミスを何度もやらかしています。

すぐに修正対応できるネットと違い、紙に印刷しないといけない書籍はスピードと量には向いていません。それでも、当たればラッキーみたいな感じで、量を出しまくっている出版社は、僕が知っているだけでも結構あります。

そして、いずれも編集者が家に帰れず、サービス残業を強いられるブラック企業と化しているのです。

 

▼ヤバイ仕事をすれば三流ライターでも稼げるが・・・

ところが、僕は三流どころか八流レベルのウンコライターにもかかわらず、ヤバい出版社と複数社取引があるおかげで、同年代のライターよりも稼げている状況にあります。サラリーマンの編集者と違い、フリーランスは仕事を数受ければ、その分稼げるからです。

僕は原稿を書くスピードは爆速ですし、その傍らで複数のプロジェクトを動かしています。「かがり美少女イラストコンテスト」などのイベントも開催しています。いわば、箕輪さんが編集したホリエモンの著書『多動力』の思想を実践している立場です。

金を稼ぐにはスピードと量を重視すればよい。これは正論です。

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

もう最近は体力落ちたのでやりませんけど、「明日、校了なのですが・・・ライターが逃げたので、原稿を20ページ分上げていただけますか?」とか、そういうむっちゃくちゃな依頼はザラでした。120ページ分のムック本を編集者と2人で、5日で作ったこともあります。

箕輪さんの編集室に所属するライターよりも、僕の方がスキルが高いと自負しています(笑)。

 

▼時間が無いと必然的にwikipediaに頼る

さて、この手の無茶なスケジュールで本を作る場合、中小出版社だと取材費が出ないことが多いです。費用をケチって数をたくさん作ろうとするわけですから、当然ですよね。

さらに、スピードを要求されますから、取材している時間はおろか、図書館に行って本を探している時間すらありません。必然的にネット上の資料に頼ることになってしまうのです。

こういう時に一番便利なのはwikipediaです。僕のところにも、「wikipediaを参考にして記事をまとめて欲しい」という依頼が、これまで膨大な量、来ました(笑)。

「ネットの文章を引用して本を作っていいのか」「なんといい加減な・・・」と、読書家の方は嘆くかもしれません。

ところが、前の記事にも書きましたが、今やwikipediaの記述は幻冬舎見城徹社長も太鼓判を押すほど質が高くなっています。繋ぎ合わせるだけでそれなりの本ができてしまうのです。

 

▼『日本国紀』のコピペ問題は起きるべくして起きた

幻冬舎の『日本国紀』のコピペ問題がじわじわと話題になっています。

日本国紀

日本国紀

 

おそらく、この本も相当きつきつのスケジュールで制作されたものと思われます。

百田尚樹さんがすべてを書いているとは思えませんので、おそらく何人かのゴーストライターがコンテンツを分担してまとめあげ、最後に百田さんが味付けするという手法で作られたのでしょう(あくまでも僕の憶測です)。

この丸写しレベルの引用を見る限り、担当したゴーストライターの能力は非常に低いです。日本史の教養はゼロと言っていい。ネット上に落ちている情報を引用する作業しかできない、そんな低いレベルの方々によって作られた本といえます。

質の高い仕事ができるライターが集まらなかったのでしょう。給料はびっくりするレベルに安かったと思われますし、作業時間も十分に与えられていなかったはずです。

楽して作業しようと考えると、wikipediaに頼るしかなくなります。スピードと量で仕事をしようとすると、肝心なところが雑になってしまう。これは昨今のブラック企業の問題にも共通することです。まさに、起きるべくして起きた問題といえるでしょう。

 

▼みんながみんな、できるわけではない

僕は箕輪厚介さんやホリエモンの言うことに、強く共感しています。そもそも、ホリエモンの著書『稼ぐが勝ち』に書いてある内容は、今でも僕の考えの基礎になっています。箕輪さんが言うスピードと量は、自分の仕事にとって欠かせないことなのです。

さっきと言っていることが矛盾しているじゃないかと思われるかもしれません。僕が言いたいのは“僕個人は共感できるということです。こうした考えを一般化しようとは思いません。

僕は幸いにもそこそこの多動力があるようですが、多くの人は同様に動くことはできないでしょう。こういうスキルは練習しても身につくことではありませんから、他者に押し付けるべきではありません。したがって、僕は自分の友人に同じようにやれとは一切言わないのです。

ところが、自分ができるからと言って、部下に同じようなスキルを求めたり、無茶な仕事を押し付ける偉い人がたくさんいます。某社とか某社などですね。ワンマンなトップは、末端の平社員にまで体育会系的な思想を押し付けてしまいます。ブラック企業はほとんどそのパターンで生まれると言っていいでしょう。

 

▼時間をかけて質の高い本を作るべき

繰り返しますが、出版において、スピードと量は確実に現場の疲弊を招きます。

出版不況が叫ばれています。速報性ではネットにどうあがいても出版は勝てませんから、棲み分けが必要です。今の時代、出版に求められるのは、時間をかけて、ネットにはない内容の濃い本を作ることではないでしょうか。 

もっとも、箕輪さんなら「短時間でも質が高い本はできる」と言うかもしれませんし、見城社長なら「売れる本が正義だ」と主張すると思いますが・・・

 

町おこしin羽後町―美少女イラストを使ってやってみた

町おこしin羽後町―美少女イラストを使ってやってみた