かがり美少女の中の人ブログ

かがり美少女イラストコンテスト主催者の山内が、好き勝手なことをつぶやいています。

渋谷のハロウィンを中止せよ! という考えは危険だ

前回、渋谷のハロウィンの件についてブログに書いたら、意外とアクセス数が増えていて驚きました。

ツイッターを見ると「ハロウィンを中止させろ!」といった具合に、強い正義感をあらわしている人が多くてびっくりです。ものすごくみんな真面目なのだなあと思いました。

前回のブログに書いたように、ほんの20年前くらいまで(というかもっと最近かもしれない)、日本のお祭りはかなりひどいものでした。セクハラ、痴漢、酒がらみの犯罪レベルの行動など普通でしたし、大きなイベントやお祭りとなれば暴走族や暴力団がらみの喧嘩も絶えなかったのです。

プロ野球球団(私はこの球団のファンなので伏字にしておく)が1985年に優勝したときの暴動っぷりを覚えている人も多いことでしょう。民衆がカニ料理店の看板を破壊したり、某フライドチキン店のオッサンの像を川に放り込んだりして、地域一帯が無法地帯と化したのです。

日本人はイベント好きです。そして、集団になるとめちゃくちゃなことをするのは、昔からよくあったことなのです。

しかし、自治体や運営団体が規制に動いた結果、目立った問題はほとんど起きなくなっています。渋谷でトラックを横転させたり、お店に迷惑をかけた奴らは多いに問題があるし許されないことだけれど、一昔前のお祭りと比べたらぜんぜん緩いレベルといえます。それだけ、日本が平和で健全になった証拠といえるかもしれません。

さて、渋谷のハロウィンの参加者に問題ある人はいるに違いありませんが、全体からするとごくごく一部です。ほとんどの人は健全にハロウィンを楽しんでいます。一部に問題があるから中止せよ、という考えは極めて危険です。

例えば、こんな例があります。

日本大学の偉い人が問題を起こしたら、何にも関係のない学生をせめる人がいた。

・一部の韓国人が慰安婦像を設置したところ、韓国人みんなが反日で日本の敵だと決めつける人がいた。

・一部のオタクが性犯罪を犯したら、オタク文化を取り締まりましょうと騒ぐ人がいた。

渋谷で暴動が起きたからハロウィンを中止せよと騒ぐのは、こうした極端な行為とほとんど変わらないということは、理解しておくべきでしょう。

私が開催する「かがり美少女イラストコンテスト」だって、仮に一部の参加者がトラブルを起こしたら「中止しろ」と言われるかもしれません。最近は臭い物に蓋をする風潮があるから、何か問題が起きると主催者は及び腰になって、イベントそのものをなくしてしまう例が少なくないのです。

マスコミは問題を起こした人を誇張して、面白おかしく報道します。例えば、成人式でバカ騒ぎする奴らばかりが目立つせいで、「荒れる成人式」と報道されますが、ほとんどの成人が大人しくしているのは言うまでもないことです。

ハロウィンもこれと同じで、一部のバカ騒ぎしている人たちによってイメージを悪く伝えられているに過ぎません。

そして、ふだんマスコミ嫌いな人に限って、自分に都合の良い情報にはまんまと乗せられてしまう傾向が強いです。若者批判をしたい人、パリピが気に食わない人などが、ここぞとばかりに正義感を発揮してハロウィン叩きに走っているのです。

繰り返します。確かに渋谷のハロウィンに参加する一部の奴らには、問題がありすぎます。私はそういう調子に乗りまくった連中は嫌いですし、大いに反省を促したいと思います。

だからといって、イベント全体を中止せよ、みたいなことは言うべきでないですし、するべきではありません。こういったみんなで楽しめて集まれるイベントは、ストレス社会と言われている現代の日本にこそ必要なのです。