もう慣れっ子になっていますが、ベテランのライターが投げた仕事が回ってきました。しかも物凄い無茶なスケジュールです。明日から秋田に出張なんですけど・・・(汗)
よく「山内さんはライターなのになんでロレックス買えるの?」と言われることがあります。以前、ネットで某ライターが「ライターは儲からない」「ライターは不安定で給料が安い」と言っていましたが、やり方次第では生活に困らない程度に稼げます。
それは、
(1)早く書く
(2)〆切を守る
・・・ということです。
コツはたったこれだけしかありません。
このブログを見てわかるように、僕は文章が凄まじく下手くそです。さらに言えば、売れっ子で知名度が高い物書きではまったくありません。
けれども、原稿を書くスピードに関しては自信があります。〆切も守りますし、落としません。
〆切を守るなんて、そんなの当たり前だと言う人がいるかもしれません。製造業などでは、納期に間に合わないと違約金が発生する業種もありますよね。
ところが、この業界って〆切を守らない人が本当に多い(らしい)のです。もっとも、僕は同業者の友達がいないので憶測です。でも、僕のところに急な仕事が回ってくるので、それなりに本当のようです。口約束で仕事をするのが慣例になっているため、なあなあになっているのかもしれません。
一番困るのが、ギリギリまで粘って「書けません」と言いだす人です。この手の人は多くて、僕は、某大学教授や某大学の偉い人など、いろいろな方が断った穴埋めの仕事を引き受けてきました。
あまり具体的に書くと刺されそうなので・・・ 詳らかにしないようにしたいと思いますが・・・
↑ まどマギのキーホルダー(本文とはまったく関係ありません)
例えば、(禁則事項です)の研究で有名な某先生が〆切を1週間過ぎても原稿がこない、電話を何回しても連絡がつかない、山内さん、代わりに著書を参考にまとめてくれないかという依頼が来たことがあります。
で、校了が翌日に迫っていたので、“力業”で、数時間かけて無理やりまとめました。
無事に校了・・・になると思いきや、またもや事件が発生します。なんと先生がギリギリになって原稿をUP。急遽、直前で差し替えになったという出来事がありました。僕の原稿料は支払われましたが、お蔵入りに。こんな対応をしなきゃいけない、編集者の仕事はきついです。
それでいて、トラブルが起こったりすると、作家側は編集者の悪口をツイッターに書いたりするのです。編集者は会社員ですので、反論を書きたくても書けません。一方的に、作家の意見だけが広がってしまうのです。精神病みますね、これは。
ちなみに、僕は自分の文章に手を加えられることを嫌がりません。というのも、元の原稿が下手くそなので、手を加えてもらった方がいい原稿になるからです(笑)。確実に言えますが、AIが書いた方が絶対に僕の文章よりも上手いですね。
人によっては、一字一句直されるのを嫌がる人もいます。まあそれが本来の物書きの姿勢なのかもしれませんが、僕はこだわりはないので、柔軟です。そのへんも、編集者が頼みやすい理由なのかもしれませんが。
繰り返します。
〆切は守りましょう!