頭のネジが手巻きで止まっている かがり美少女の中の人ブログ

<注意事項というか義務! 本文を読む前にこの注意書きを5回以上読むこと!!!!!> かがり美少女イラストコンテスト主催者の山内がストレス発散するためのクソブログです。頭のネジが手巻きで止まっている人が書いていますので、最低最悪なクソのような内容ばかりです。したがって「自己責任」で読んでね( ^ω^ )。このブログを読んで不快になったり、便秘になったり、ウンコが下痢便になったりなどのトラブルが生じても、クレームは一切受け付けません。商品を買ってくれると僕にお金が入るから、買ってね!!

「日本国紀」のコピペ疑惑、そういえばどうなったの?

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▼コピペ騒動、覚えてる?

すっかり多くの人が忘れてしまったと思うけれど、百田尚樹の著書「日本国紀」に、wikipediaの記述を無断で引用しているのではないかいう指摘、いわゆるコピペ疑惑がありました。

詳細は下記のサイトに詳しいです。

【まとめ】百田尚樹『日本国紀』(幻冬舎, 2018)の関連記事まとめ | 論壇net

読んでいただければわかるように、本件は限りなく黒です。幻冬舎がまともな出版社であるならば、恥ずかしくてとても店頭には置いておけないレベルです。回収のうえ、速やかに正誤表を出すべき案件といえます。

しかし、幻冬舎側は本件について公式のアナウンスは行っていません。そして、あろうことか増刷のたびにこっそりと修正を加えているのです。このブログでたびたび書いているように、僕は見城徹の信者だったのですが、本件で完全に幻滅してしまいました。

 

▼沈黙した出版界

発売から数ヶ月が経過し、ネットでこの本が話題になることも少なくなりました。同時に、コピペ問題について指摘する人も、今やほとんどいません。

僕が凄く残念なのは、本件について声を上げる出版界の人々がほぼいなかったことです。もちろん幻冬舎の社員からは皆無であり、見城徹社長もツイッターで開き直りととれるような発言を連発しています。

出版界の倫理観を疑う事件でした。いろんな出版社の人間やライターの同業者に話を聞くと、「これはヤバいよね」と言う人は少なくありません。書店員に話を聞くと「これは事故本だ」と言っている人もいました。

しかし、週刊文春毎日新聞がちょっと取り上げた程度で、まともな検証が成されませんでした。幻冬舎側も放置することで、見事に黙殺したといえます。

 

▼商業右翼は思想が薄っぺらい

僕は神社の家系ですので、思想的にはおそらく右寄りに属すると思うのですが、基本的には中立的な立場を貫いています。そういう視点から見ても、「日本国紀」は相当にひどい。

というか、これを持ち上げている保守はちゃんと中身を読んでいるんでしょうか。そもそもこの本は天皇に関する記述を間違っています。右寄りの人であれば絶対に間違えてはいけない、致命的なミスをしでかしているわけです。

【悲報】『日本国紀』、「男系」の意味すら間違える【ビックリ】 | 論壇net

百田尚樹の浅すぎる知識はもちろん、それをチェックしている編集者の有本香の能力の低さが露呈しています。というか、この2人、本当に保守なのかよ・・・

こんな本を讃えている右寄りの連中はバカとしか思えません。「日本凄い!」と念仏のように唱えてやがる連中の薄っぺらさを痛感しました。

 

日本国紀

日本国紀

 
「日本国紀」は世紀の名著かトンデモ本か

「日本国紀」は世紀の名著かトンデモ本か

 

暑い中、物販に並びたくない。公式は通販をしてくれない。だから僕は潔く転売屋から買う。

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▼列に並ぶのがとにかく嫌

僕は転売全肯定論者です。特にコンサートやアニメイベントなどで、数量限定で発売されるグッズの転売に関して、転売屋にケチをつける人の気持ちが1ミリも理解できません。

以前のブログで転売屋を肯定する理由として、秋田県に住んでいた時は交通費と宿泊費をかけて行くのが大変だし、むしろ転売屋から買った方が交通費などの諸経費を考えると安いためと書きました。しかし、埼玉県に住んでいる今も、ほぼ、グッズは転売屋から買っています。

転売屋からグッズを買う理由は、この記事のタイトルのとおりです。とにかく物販に並ぶのが嫌だからです。

僕は身体が弱く人混みが苦手なので、炎天下の元、何時間も並ぶと確実に体調を崩します。あの過酷さを味わうくらいなら、最初から転売屋から買った方がコスパがいいと考えるためです。また、メールをいただいたのですが、「自分は車椅子生活で会場に行けないので、転売屋から買っている」という方もいます。

 

↓ ※これまでに書いた転売肯定論

“転売屋”は本当に“悪”なのか? - かがり美少女の中の人ブログ

しつこく書きますが、転売を規制するな!!!!! - かがり美少女の中の人ブログ

フリマサイトでの転売を僕はまったく悪いとは思わない - かがり美少女の中の人ブログ

買ってすぐ飽きてすぐ売る人は“転売屋”になるのか? - かがり美少女の中の人ブログ

 

▼行けない人への救済策が無い

基本的に公式は、様々な事情があって現地に行けないけれど、グッズがどうしても欲しいという人に対策をしてくれません。僕は可能な限り対策をとって欲しい旨を、公式にメールしたことがあります。しかし、一切、無視されています(当然でしょうけど)。

確かに、公式側の事情も理解できます。在庫を抱えるのは大きなリスクですし、通販となればそれだけの人手も時間もかかるでしょう。それに、いわゆる限定商法でプレミアム感を持たせて売るのは、商売の基本なのです。

しかし、公式はそんなに転売屋を毛嫌いするのであれば、やはり行けない人への救済策としてグッズの通販をするべきだと思います。ですが、そうした対策がなされることは稀ですから、僕はもう公式に対策を求めることを諦め、潔く転売屋から買うわけです。

 

▼転売を禁止したら公式の負担が増える

何度も言いますが、転売屋が発生するのは公式側の問題に起因するところが大きいです。需要の読み違いによる少ない生産数、安すぎる価格、現地に来れない人への救済策の不備、会場のキャパシティの問題などが挙げられます。

しかし、一部のファンは最初から転売屋から買うと割り切っているので、こうしたクレームを公式に入れませんでした。

もし、グッズの転売を規制すると、間違いなくクレームの量は増えるでしょう。「通販を必ずしろ!」という要望は確実に増えます。公式の負担は今以上に増大することは間違いありません。転売を禁止するのであれば、前述の対策を万全に行ったうえで行っていただきたいものです。

 

▼容認しなくていいので黙認して

以前にこうした話をブログに書いてツイッターで発表したら、そこそこ反響がありました。現地に行かないような奴はそもそもファンじゃないという意見もいただきました(選民思想的な人っているんですね・・・)。

ですが、繰り返しますが、現地に様々な事情があって行けない人もたくさんいるのです。外に並ぶのが辛い人だっているのです。けれども、どうしてもグッズが欲しい。こういった純粋な気持ちは、責められるようなものなのでしょうか。そんなに悪いことなのでしょうか。

公式は通販をしてくれません。イベントに行けなかった人の救済策をとってくれません。ですから、事実上の購入代行業者である転売屋から、通販で買うわけです。

さんざんこのブログで書いていますが、念のために説明しますと、僕は転売を積極的にしなさいと言っているのではありません。転売屋から買える道を残しておいて欲しい、転売を容認しなくていいから黙認して欲しいと言っているのです。ただそれだけです。

 

町おこしin羽後町

町おこしin羽後町

 

「結婚」「出産」の圧力が、田舎に住みたくない若者を増加させる

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▼「結婚はいつする?」という圧力

田舎に住む辛さのひとつに、家族や親戚からの結婚を迫る圧力があります。

令和改元に伴う10連休で、田舎に帰省した人も多いと思います。ただ、実家に帰り、酒飲みの席などで親や親戚から「彼女(彼氏)はいるか?」「結婚はいつするんだ」と言われて、辛い思いをした人もいるのではないでしょうか?

帰省の時、特にお盆や大晦日になされることが多く、それゆえに帰省を憂鬱に感じる人も少なくないようです。また、田舎あるあるですが、井戸端会議で「〇〇家の〇〇さんが結婚した」などの話題は日常茶飯事といえます。

 

▼うるさく言われている子どもが気の毒だ

僕は既婚者なのですが、「かがり美少女イラストコンテスト」関係の打ち合わせで秋田に帰ると、「うちの娘(息子)に誰かいい相手紹介してくれないか」と相談されることがたびたびあります。

「うちの娘(息子)は30歳を過ぎているのに、まだ相手がいなくて恥ずかしい」と言われたこともあります。

おそらく、こうした話をしてくる家の子どもは、普段から結婚についてうるさく話をされているのでしょう。気の毒で仕方ありません。

 

▼田舎では跡取り探しが最重要課題

秋田に限らず、地方の家庭では、嫁探しや婿探しを至上命題としている例がたくさんあります。家を存続させることが子の使命だと考える親、年寄りは依然としてたくさんいます。

だから、長男の嫁に対し、「女子は子どもを産むことが最重要だ」などと、年配の女性が平気で言ったりするわけです。フェミニストが聞いたら絶句しそうな会話がなされているのです。

昨今は地方の人口減少や少子化問題と紐づけられ、子どもを産んで欲しいと言われるケースもあります。実際、僕も地域活性化に関わる年配の人から「羽後町が活性化しないのは若者が結婚しなくて子を作らないから」と、言われたことがありました。

こうした過度な期待や要求をプレッシャーに感じている独身者は、多いのではないでしょうか?

 

▼人口を増やしたいなら結婚・出産をうるさく言うな!

当たり前ですが、本人が結婚や出産を望んでいないケースだってあるのです。また、本人に結婚や出産の意志があっても、呪文のように唱えられる「結婚」「出産」の圧力によって気が滅入ってしまうこともあるでしょう。

皇后・雅子さまの療養が続いています。雅子さまが精神を病んだのだって、バカ保守どもが「男子を産め」とプレッシャーを与えまくったせいでしょう。

過度な要求はマイナスにしかなりません。言われた側は、恋愛や結婚に抵抗感が生まれてしまうと思います。

人と人との距離が近い点は確かに地方の魅力ではあるのですが、結婚や出産は、非常に繊細な問題だと思います。過剰な口出しは、かえって田舎と距離をとる若者を増やしてしまうのではないかと危惧します。

 

町おこしin羽後町

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目先の利益しか追わないブランドショップの店員に贈る、小林一三の名言

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▼高校生にカタログぐらいあげろよ

昨年、某時計ブランドの正規店に行ったときのことだ。学生が店員と話し込んでいる。僕は横で話を聞いていた。学生は高校生で、このブランドに憧れていて、いつになるのかわからないけれど、お金を貯めて買いたいのだと言う。凄くほほえましい光景だ。

で、高校生はカタログが欲しいと店員に申し出る。ところが、店員の返した言葉は、耳を疑うものだった。

「ご購入を検討されている方に差し上げておりますので・・・」

「はあ???」と思った。

高校生は「わかりました」と言いながらも、寂しそうに店を後にした。僕はすかさず追跡して話を聞く。高校生は僕に、こう言った。

「残念ですけど、やっぱり自分はこのブランドにはふさわしくないのかもしれないですね」

ああ、このブランドは未来の顧客を1人失ったな、と僕は思った。もしかしたら、彼は本気で将来、買いに来るかもしれない。若いとはいえ、これだけ熱心な思いを持っているのだから、カタログの一冊くらいあげりゃーいいのに。なんでそこをケチるんだろうと、疑問を抱かざるを得なかった。

 

▼10年後の客より、明日の客

実はこうした話は、ツイッターでもたまに目にする。店員の塩対応の一つであり、まあよくある光景なのだと思う。ちなみに僕は銀座の時計屋でよく実験するのだが、アニメTシャツを着て安物のリュックを背負って店に行くと露骨に無視されるが、全身ブランド品で固めていくと店員が瞬時に寄ってきて恭しく接客をはじめるのだ。

このように、店員は買ってくれそうな客を最優先で接客するのである。

ある有名ブランドの元店員A氏と話した時、彼は「とりあえず金を持っていて、すぐ買ってくれそうな人しか追わない」と断言していた。曰く、「必死に時間をかけてセールスしても売上に繋がらないから」だという。

確かに、A氏の言うこともその通りだし、正論である。5年後、10年後かもしれない客に対して必死にセールスするよりは、明日にでも買ってくれそうな客にセールスした方がコスパがいいし、楽なのだ。

「僕もそうだけど、この業界ってすぐやめる人が多い。華やかな印象の割には給料が安いし、派遣社員を雇っているブランドも多いよ。だから、将来の顧客のことなんか考えられなくて、当然でしょ」

暴論かもしれないが、とはいえ、A氏と同じ立場になったら同じ接客をする人は多いのではないか。ましてや売上ノルマが課せられていたら、目先の利益を最優先で追うのは、店員として当たり前かもしれない。

 

▼必死で手に入れた客の熱量は凄い

ただ、僕は、これはブランドとしては寂しい光景だと思う。ブランドは憧れの対象であり、丁寧な接客も含めてその世界観を構成するからだ。

必死に悩んで10万円の商品を一生に1個買う人よりも、即決で100万円の商品を何個も買う人を大切にしたい気持ちはわかる。もちろん、そうしたお客が優遇され、レアモデルなどが優先的に回されるのは当然だ。しかし、一般の顧客も上顧客と等しくとはいわないが、大切にすべきであろう。

昨今、前述の時計ブランドもそうだが、一般客をぞんざいに扱うブランドが、(どことは言わないが)散見されるようになった。しかし、売上の数パーセント程度であったとしても、憧れのブランドを必死で手に入れた一般の客が、周りの人に見せびらかしたり、ツイッターでつぶやくなどして拡散すれば、大きな宣伝効果が生まれるのだ。

客にとっては、一生忘れない思い出になるかもしれない。そして、子どもにもその魅力を語れば、子どもが顧客になるかもしれない。実際に、ルイヴィトンやエルメスなどは、2代、3代にもわたる顧客がごく普通にいるのだ。

憧れのブランドを必死で手にした人の熱量は大きいのである。

 

▼今こそ小林一三に学びたい

百貨店の店員のほとんどは知らないと思うけれど、ターミナルデパートの先駆けである「阪急百貨店」のビジネスモデルをゼロから築き上げた先駆者、小林一三のエピソードを紹介したい。

昭和4年(1929)に開業した阪急百貨店ではカレーライスが人気だった。ところが、裕福ではないお客の中には、ライスのみを注文し、テーブルの上にあるソースをかけて食べる人が現れた(いわゆる“ソーライス”)。従業員は困り果てた。店としては単価も落ちるし、そんな客ばっかり来られてはたまらないだろう。

ところが、なんと小林はそういった客を歓迎することにした。「ライスだけのお客様を歓迎します」という貼り紙まで掲示させたのである。小林は従業員にこう言ったという。

確かに今は貧乏だ。しかし、やがて結婚して子供を産む。そのときここで楽しく食事したことを思い出し、家族を連れてまた来てくれるだろう」(産経新聞の記事より引用)

素晴らしい名言だ。そして、本来、客商売というものはそうあるべきだと思う。ましてやブランドは、5年、10年先を見据えて、顧客を作っていかなければいけないのである。

昨今の塩対応の店員を生み出している背景には、ひとえに、従業員の替えなんていくらでもいると考え、接客を軽んじる経営者の姿勢が影響しているのは言うまでもない。そしてそれが、百貨店が低迷している原因の一つにもなっているのではないか。小売業界の在り方が問われる今こそ、店員はもちろんだが、経営者は小林の言葉を噛みしめるべきだろう。

 

 

学習漫画 世界の伝記 NEXT  小林一三   阪急と宝塚歌劇団を創ったビジネスの天才

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転売反対論者はもう少しまともな意見をくれ

 

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“転売屋”は本当に“悪”なのか? - かがり美少女の中の人ブログ

しつこく書きますが、転売を規制するな!!!!! - かがり美少女の中の人ブログ

フリマサイトでの転売を僕はまったく悪いとは思わない - かがり美少女の中の人ブログ

買ってすぐ飽きてすぐ売る人は“転売屋”になるのか? - かがり美少女の中の人ブログ

 

転売に賛成する意見をたびたびブログで書いたら、結構いろんな意見が出てました。どーせほとんど反対だろと思っていたのですが(笑)、意外にも賛成意見がちらほらとあり、「100%賛同はできないけど共感できる」という意見などもあったりして、驚きました。

反論は当然のようにありました。しかし・・・まともな反論がぜんぜんないんですけど・・・(汗)

書く前から予想していた通りですが、感情的な反論ばかりですね。

「交通費を出して買いに行けない奴はファンじゃない」とか、「同じ秋田県人として恥ずかしい」とか。

クソワロタwwwwwwwww 

ちなみに、理解できていない人も一部にいるようですので念のために書いておきますと、僕は転売屋ではなく、転売屋を利用する側の人間です。何度も何度も書いているように、転売屋によって助けられたことが多々あって、転売屋がいるメリットを享受しているので、転売屋全肯定論者であると書いているのです。

積極的に転売をしろと、推奨しているのではありません。「正規以外に転売で買うルートがあっても別にいいだろ、何か問題あるの?」という立場です。

とにかく、昨今のアンチ転売屋は、いくらでも対策ができるのにそれを放棄する企業(公式)を叩くのではなく、数万円程度しか稼げない転売屋を悪者に仕立て上げては、感情的な議論に終始している印象です。そして、こうした感情的な世論に国も動かされ、転売屋を取り締まる勢いを強めています。愚劣なことだと思います。

 

町おこしin羽後町

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アンチ転売屋の大半は単なる嫉妬心によるものだ

 

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▼買ってすぐ飽きる人は普通にいる

たびたびこのブログで書いていますが、僕は転売全肯定論者です。

その理由の一つに、転売であるかどうかの線引きが難しいケースがとにかく多いためです。



そもそも、人の趣味嗜好は様々です。もっとも身近な性癖を例に挙げても、JKにしか興奮しない人もいれば、熟女じゃないと嫌だという人もいるでしょう。やせ型の人が好きな人もいれば、ぽっちゃりが好きな人もいます。

買い物のスタイルも様々です。買ったものを生涯大事に使う人もいるでしょう。一方で、買い物をする行為そのものに快楽を感じ、買ったものを一度も使わない人もいます。「買ってすぐ飽きる」人も珍しくありません。早い人はその日のうちに飽きてしまいます。また、「買ったけど、家に帰ったらやっぱり好みと違った」経験をした人だっていますよね。

 

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↑ せっかく購入した品物を、たった1週間で飽きて売る人もいます。購入してから一度も触らない“保管業務”を繰り返す人は、熱心な愛好家の中にもたくさんいるようです。 画像:ONOMAXさんのホームページより引用

 

こういう人たちが、仮に商品を売りに出したら、転売になるのでしょうか?

もちろん、営利目的ではありません。ですから、転売屋ではないのでしょう。しかし、買ったものを単純に横流しするだけで儲かってしまう商品って、世の中にたくさんあります。こうした事例をどう扱うのかが非常に曖昧で、難しいのです。 

 

▼1回の転売で数十万稼ぐ人もいる

某地方都市の駅前にビル数棟を持ち、不動産業を営むY氏という大変なお金持ちがいます。彼は当然ながら百貨店の外商付きであり、曰く「欲しいと言っていないのに外商が勝手に商品を持ってくる」そうです。

で、一般だと入手困難な商品もいとも簡単に手に入ってしまいます。例えば、一般客は毎日のように探し求めているロレックスの希少モデルも、オーダーすれば最優先で手に入ってしまう立場です。

彼はロレックスは「嫌いではない」そうですし、とにかく外商が家に持ってくるのでしょうがなく買うのですが、1回、2回使っただけですぐ飽きるそうです。で、ほぼ未使用の状態で知り合いの業者に売ってしまうのだとか。ステンレスの「デイトナ」という時計は、転売しただけで、+80万円!

そう、御朱印の転売屋や、アーティストのチケットの転売屋が何回も売買を繰り返してせこせこと稼ぐ金額を、Y氏はたった一回の売買で稼いでしまうのです!!

他にも、Y氏の奥様はエルメスの上顧客であり、特注のバーキンを注文できる立場にあるそうですが、やはり飽きてすぐに売っちゃうそうです。1回も使わずに売ることもザラだそうで、この例でも軽く+20万円~30万円が儲かってしまいます。

 

▼転売屋を嫌う理由の大部分は嫉妬心

Y氏本人も言っていましたが、彼がこれまで(事実上の)転売で稼いだ金額は、そこいらの転売屋よりも大きな金額になっています。時計やバッグなんかはごく一部で、宝石だったり絵画だったり、とにかくあらゆるものを買っては売りを繰り返してきたと言います。

僕が、「売っちゃって問題ないんですか」と訊くと、Y氏は「外商も『どうせ飽きたら売るんでしょ?』と言ってくる(笑)」と答えました。つまり、外商は転売を事実上容認しています。

僕はこうした例を見て、羨ましいなあと思います。嫉妬を覚えます。しかし、その一方で、世の中ってそんなものだよねとも思います。百貨店でとんでもない金額の買い物をする人が優遇されるのは当然です。

アンチ転売屋のコメントを見ていると、簡単に手に入ってずるい、しかもそれを売って金を儲けるのがずるいという、嫉妬心に起因する部分が大きいと思います。しばし、アンチ転売屋は「好きでもない人にモノが渡るのが許せない」とよく言います。これはつまり、「転売屋よりも自分の方がファンなんだ」とでも言いたいようです。

しかしながら、転売屋だって熱狂的なファンの可能性もありますし(ファンだから転売すれば儲かるという予測が立てられるのかもしれません)、そもそも愛情の度合いを測ることは困難です。バロメーターを敢えて設定できるとすれば、「お金をどれだけ使ったか」でしょう。しかし、「お金だけが愛情じゃない!」とか言って、アンチ転売屋は否定するかもしれません。愛情の度合いなんて所詮は印象論なのです。

 

▼転売を容認しなくてもいいが、黙認すべき

 転売屋からグッズを買う人に対し、「そんなのファンじゃない」と言う人もいます。しかし、それはその人がそう考えるだけであって、不毛な議論です。転売屋から買った人は「あなたはそう思うかもしれないけど、私はあなたよりもこのモノに対し愛情があると思っている」とでも言うかもしれません。

もちろん、僕だってドライな性格ではありませんから、行き過ぎた転売行為は取り締まられるべきだという人も言い分もわかります。感情的になってしまうのもわかります。

しかし、さんざん書いてきたように、転売かどうかを判断するのは非常に難しいのです。買うたびに飽きて売るを繰り返す嗜好の人は普通にいますし、そうした姿勢は責められるべきではないと考えています。

ところで、誤解している人も多いかもしれないので念のため書きますと、僕は転売全肯定論者ではありますが、転売を積極的にやれとは一言も言っていません。転売を容認しなくてもいいので、黙認すべきだと考えているのです。そもそも、民間の自由な経済活動に国が介入することは、適切ではないと思っています。

 

町おこしin羽後町

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フリマサイトでの転売を僕はまったく悪いとは思わない

 

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▼代理購入は以前から普通に行われていた

僕は転売全肯定論者です。前回のブログで、転売屋という言葉にはかなり悪意が込められていて、適切ではないから、購入代行業者とでも言い換えるべきだと書きました。

詳しくは、こちら(↓)を読んでください。
繰り返しになるのですが、限定グッズを買うためには交通費と宿泊費をかけて現地に行き、さらに朝イチで数時間も並ばされ、体力と時間を浪費し、それでも買えないことがある。身体が弱い僕の場合は、体調を崩して数日間寝込む危険性もある。こうした数々のリスクを考えたら、転売屋に払う数万円の上乗せなんて屁のような額です。ぜんぜん安い。安すぎると僕は思っています。

こうした購入代行、いわゆる代理購入は、熱心なファンの間でごくごく普通に行われていたことでした。

一昔前は、イベントに行けないけれどもどうしても欲しいグッズがある場合、イベントに行く友人に自分の分も購入を頼むケースが多々ありました。もしくは友人の友人(つまり他人)に頼むこともありました。しかし、これは相当な手間ですし、身近に同志がいなければ涙を呑むしかありませんでした。

 

▼フリマサイトの発達は大歓迎すべきだ

以前からファンの間ではごく普通に行われていた代理購入の仕組みを手軽にしたのが、「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマサイトであり、「ヤフオク!」などのオークションサイトなのです。

これにより、現地まで行く交通費がない、仕事が休めない、グッズを代理購入してもらう同志がいないという人にも、グッズを手にできる道が開かれたのです。本来、ファンであれば大いに歓迎すべきことだと思うのですが、これを規制しろというアンチ転売屋がいるのは不思議で仕方ありません。

「転売屋から買うのは高い」と言っている人は、商品の元値しか頭にありません。前回のブログに書いた通り、モノによっては入手するまでにかかる諸経費や時間、手間はかなり掛かるケースがあります。

しかし、アンチ転売屋はそれらを計算に入れず、元値に対する差額だけを見て高いだの安いだのと文句を言っているわけです。数字に弱い人が多い、ということを追記しておきます。僕は、転売屋の元値への上乗せ額は事実上の手数料と捉えています。

 

▼公式原理主義者は寛容になるべし

現地に仕事があってどうしてもいけない。けれどもグッズが欲しい。だからフリマサイトで転売屋から買う。こうした純粋なファンの気持ちは、そんなに悪いことなんでしょうか? そんなに責められるべきことなのでしょうか?

どうも世の中には公式原理主義のような人がいます。ツイッターを見ていると、公式のイベントに並び、(彼らが言う)正当な手段で買わないければファンじゃないと発狂しながら言う人がいるようです。ですが、公式で買わずともファンはファンです。愛情の大小を他人が測ることはできないのです。

僕の友人に熱心な腕時計愛好家がいるのですが、彼は腕時計にこれまで数千万円をつぎ込んだ愛好家のひとりでありながら、一度も公式で買ったことがありません。すべて転売屋か、転売屋が一度も使わずに中古時計屋に流したものを買っています。

彼曰く、仕事が忙しく、しかし田舎なので身近に販売店がない(彼が欲しいブランドはことごとく公式が通販NG)。レアモデルを買うためには百貨店で変な宝石や家具まで買って、外商をつけないといけない。外商とコミュニケーションをとるのはコミュ障だから嫌だ。純粋に最初から腕時計だけが欲しい。だから、最初から転売屋経由で買うのが一番いいという判断だそうです。

このように、思いは人それぞれ。様々な人がいるのです。公式原理主義者はもう少し寛容になるべきだと思います。

 

▼限定商法をするなら尚更、転売を規制するな

限定グッズに話を戻しましょう。さて、以前は普通に可能だった代理購入ですら、最近は難しくなっているようです。企業(公式)側は、「転売屋対策」を謳い、1人1個限定などの厳しい制約を設けて、純粋な代理購入もできなくしているケースがあるためです。

要は、本音は企業も在庫をもちたくないので、限定商法でお得感をつけ、売りさばいてしまいたいわけですね。さらにファンであればあるほど限定に弱い。金儲けの手段としてこれほど最良な方法は無いといえます。だから、現地に来れなかったファンの救済のための通販や、再販などhttps://twitter.com/pandabancyo/status/1124441624702926848の対策を講じることが稀なのです。見事な二枚舌だと思います。

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↑ この神社は、こういう限定品を売り出して商売っ気丸出しのくせに、取材に対し、「転売したら罰が当たる」と言っています。どっちが罰当たりなんだよ。ちなみに、500円の初穂料に対して、メルカリの転売値はたかだか5,000円程度であり、大して高くありません。 写真:大熊猫番長‏ @pandabancyo さんのツイートより引用

 

前回のブログで書いたように、こうした限定商法をして消費者を煽っておきながら、転売屋を許さんと言っている企業側の姿勢こそが、本来は叩かれるべきだと思うのです。

なお、僕は企業の金儲けを否定しません。ファン心理を突いた限定商法も大いに結構。経済活性化のためにもどんどんやっていただきたいと思います。だからこそ、販売した時点で既に企業は利益を出しているのですから、商品を買った者がどう扱おうが自由であり、勝手にさせるべきだと考えます。

もし、企業が本気で転売屋を潰したいと考えているのなら、提案があります。まずグッズを限定ではなく受注生産に切り替えるなど、注文を受けた分は確実に生産するようにしていただきたい。そして、前述のとおり、現地に行けなかったけれど欲しいという人の救済策を講じていただきたい。

こうした策を講じることなく限定商法を行っている限りは、転売屋を根絶することは永遠に無理です。そして、対策ができないなら、企業側は潔く転売を放置(容認するのではなく黙認する)すべきだと僕は考えています。

 

町おこしin羽後町

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