かがり美少女の中の人ブログ

かがり美少女イラストコンテスト主催者の山内が、好き勝手なことをつぶやいています。たまに嫌な感じのことを書きますが、ゆるしてニャン☆

ペッパー君の“再就職先”として、時計屋はいかがでしょう?

▼悲しいペッパー君

ペッパー君が不人気だそうです・・・

↓ こんな泣ける記事が出ていました(´;ω;`)

ペッパー君さようなら 8割超が“もう要らない” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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https://www.softbank.jp/robot/consumer/products/ より引用

 

ペッパー君、私の近所の不動産屋でも導入していますが、まったく使いこなせていません。池袋の東〇百貨店のニ〇リにもいますが、誰も活用していません。

しかしながら、「はま寿司」はペッパー君を受付のスタッフとして活用して、人気ですね。要するに、ペッパー君が悪いのではなく、使いこなす人間側の知恵がないのが問題なのでしょう(笑)

さて、8割超が要らないと言っているペッパー君。

再就職先”を考えないといけません。

 

▼緑のブランドの店員にぴったり

僕の提案です。時計屋さんの店員になっていただくのはどうでしょうか?

特に、緑のブランドの正規店の店員です。

最近、緑のブランドの正規店の接客が最悪になっています。彼らはメーカーの正社員ではなく、ホ〇タや、東〇、グロ〇アスなど、要は問屋が雇っているスタッフが多いです。

店員の気持ちもわからなくはありません。毎日のように“デイトナランナー”がやってきては、「デイトナありませんか」と聞いてきます。電話も1日100件以上はザラ。これを毎日対応していたら、相当に辛いです。

僕もよく銀座のお店などに行きますが、店員が明らかに笑顔ではなく、病んでいる印象すら受けますからね。

こういうことを書くと怒られるかもしれませんが、多くの人はもうデイトナやサブマリーナーやGMTマスター2さえ出てくれば、ぶっちゃけ、どこの店だろうが構わないのではないでしょうか?

緑のブランドに関して言えば、この店から、この店員さんから買いたい・・・という想いを持っている人は少ないはず。欲しいモデルさえ出してくれればいいのです。

 

▼抽選方式で時計が買える

某並行店のスタッフが「店員は不要。自販機でいい」と言っていました。とはいえ、高級商品ですので、少しはあたたかみがある接客は必要だと思います。

ならば、ペッパー君に販売してもらいましょう!

タッチパネルを操作すると、抽選方式でデイトナを買う権利が与えられるというものです。

当たりが出たら「オメデトウゴザイマス! アナタニ、デイトナヲコウニュウスルケンリガアタエラレマシタ!」とバンザイで祝福してくれます。

ペッパー君にクレジットカード決済機能を搭載すれば、支払いも即完了です!

さらに、ペッパー君に江戸時代のからくり儀右衛門東芝創業者)が作ったような“茶運び人形”の機能を持たせます。決済が終われば、奥からペッパー君がプレートにデイトナをのせて運んできてくれる・・・という感じで、すべてロボットによる販売が可能になります。

 

▼ペッパー君の活用でみんなが笑顔に

いかがでしょうか?

これなら店員も病みませんし、外商に回るような不公平さもなく、デイトナランナーも「運だから」と割り切って考えることができます。ペッパー君も生き延びることができますので、地球にやさしい。店員は首を切られてしまいますが、今の時代、仕事はたくさんあります。新しい世界に旅立てばいいのです。

よって、誰も不幸にしない、極めてハッピーなシステムといえます

それにしても、店員の仕事って、まさにロボットが替わりにやることが可能なんですよねえ・・・

ロボットの方が均質な対応ができますし、知識は人間よりも正確に覚えることができるのですから、無敵です。雑な接客を続けていると、人間は本当にロボットに置き換えられてしまう可能性も高いと思います。

正規店のみなさん、笑顔で頑張ってください!

wikipediaの記述は、幻冬舎の見城徹社長が“絶賛”するほど高いレベルに到達した!

▼ 「日本国紀」はコピペのオンパレード!?

最近、幻冬舎のまわりがいろいろと騒がしいです。

GOETHEのダイナースの提灯記事が炎上したと思ったら、今度は創立25周年記念として出版した『日本国紀』(百田尚樹/著)で大量のコピペが発見され、ネット上で大きな騒動になっています。

日本国紀

日本国紀

 

このコピペっぷりが相当なものでして、論壇netなどで次々に検証記事が立ち上がるほどの大騒動になっています。wikipediaをほとんど丸写ししている箇所があったり、講談社学術文庫からの引用が発覚したりと、出るわ出るわ、疑惑のオンパレードです。

近年の出版史上、ここまでの大量コピペはあったでしょうか?

普通なら恥ずかしくて、店頭に並べてなんかおけないレベルです。

ところが、桜ういろうさんのブログを見ると、幻冬舎は5刷でこっそりと内容を大量に書き換えたうえで販売を続けているようです。初刷は欠陥商品であることを自ら認めてしまうかたちになりました。ところが、幻冬舎は初刷の交換には応じず、回収の予定は無いようです。

幻冬舎の対応は不誠実と思われますが、一方で、にしのあきひろさんの『えんとつ町のプペル』では、帯のちょっとした誤りで謝罪し、なんと帯の交換に応じています。これは出版社として模範的対応ではないでしょうか。しかし、明らかに『日本国紀』の方がやらかしていることがやばいのに、だんまりを決め込んでいるのです。

意味不明です。

ところが、修正も悲惨なものでして、5刷で修正した箇所がさらに間違ってしまって追加修正が必要になるなど、傷口を広げる一方になっています。このまま論壇netなどの指摘をもとに修正を続けたら、初刷とまったく別物の本が完成してしまいそうな勢いです。

幻冬舎の対応は企業として終わっています。

てゆーか、ここはもう潔く回収した方がいいと思うんですけどね。すいませんでしたと謝ればいいだけだと思うのですが。謝ることは百田さんをはじめ、幻冬舎見城徹社長のプライドが許さないのかもしれませんが、歴史的に、問題を先延ばしした企業はろくな目に遭っていないですよね。

百田さんと幻冬舎はいまこそ、歴史に学ばないといけないと思います。

 

 ▼ 見城社長がwikipediaコピペの文章を絶賛。これは何を意味するか。

コピペ騒動が盛り上がっている中、見城社長が自身の冠番組徹の部屋』に百田尚樹さんらを呼んで、トークショーを行ないました。

その中で、あろうことかほとんどwikipediaの引用でまとめられたコラムを絶賛しまくりました。

番組内で見城氏は「このコラムひとつひとつが面白いのね」「ジョン万次郎は奇跡だね」と当該コラムを激賞しています。

livedoor NEWSより引用 

さて、コピペを見抜けないなんて見城社長も大したことねーな、と思う人もいるかもしれません。しかし、僕は違った見方をします。wikipediaの記述は見城社長が賞賛するほど質が高くなった、これは既存の作家やライターにとっては危機ではないか・・・と考えてしまうのです。

見城社長は自著のなかで、大作家の原稿にめちゃくちゃ朱字(修正)を入れたことをたびたび武勇伝として語っています。超体育会系でプライドの塊のような方ですから、超売れっ子の百田さんといえども、ダメな原稿を上げてきたら容赦ないはずです。

そんな業界屈指の目利きである見城社長が認めるということは、wikipediaの原稿は相当な水準であるとみて差し支えないでしょう。見城社長は「日本国紀」を二晩徹夜して読んだそうです。読んで太鼓判をおしてしまうほど、(コピペ元のwikipediaが)良質な文章なのです。

wikipediaは立ち上がった当初は杜撰な記述も目立ちました。それが人々によって加筆が続き、どんどんクオリティが上がって、現在では立派に事典として使えるレベルになっています。

日本中、世界中の叡智が加筆・修正していますから、質が高くならないはずがありません。見城社長の高い評価も当然といえます。見城社長がいかに公正に文章を読んでいることがわかると思います。

 

▼ wikipediaに負けない原稿を書かないと、ライターの未来は無い!

僕がライターを始めた9年ほど前、wikipediaを参考にして原稿を書いたら、某大手出版社の編集者から「wikipediaは絶対に参考にするな」「あんなのを参考にするのはライターとしてクズだ」と叱責されました。

この編集者に言わせれば、百田さんは(以下略

しかしながら、今やwikipediaを参考にしていないライター、編集者なんていません。紙の辞書や電子辞書なんて、まず開かないでしょう。調べものがあれば真っ先にwikipediaに頼ります。そのくらい、情報のレベル、そして(見城社長が賞賛するほど)文章のレベルが上がっているのです。

wikipediaの記述を繋ぎ合わせるだけで、日本の通史が書けてしまう。ちょっと文章をいじって、有名な作家の名前を出せばベストセラーになってしまう。そうやって書かれた文章が実際に多くの読者の心を動かし感動させているのです。

不特定多数が創り上げた原稿が、プロの編集者を唸らせる水準に到達した。これは『日本国紀』に記述されるべき、歴史的な出来事です。

まさに一億総ライター、一億総ジャーナリスト時代の幕開けを象徴する出来事といえるでしょう。プロのライターは質の高い原稿を書かなければ、生き残れない時代になりました。

見城社長はそのことを僕たちに、自社の出版物と自身の番組で示してくれました。ひょっとすると、『日本国紀』の出版はそれが狙いなのかもしれません。

やはりカリスマ中のカリスマであり、業界の先端をいく存在なのです。見城社長にはこれからも業界をリードしていき、我々に刺激を与えていってほしいと願っています。

 

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

 

ロレックスを扱えなくなった地方時計店の想いを、都市部の店員は理解してほしい

僕はスイスの時計のイベントには行ったことがありませんが、47都道府県の主要な時計店はほぼ訪問しています。

その経験からいろいろ書かせていただきます。

都会のロレックスの正規店を巡っていると、嫌な思いをすることがかなりあります。特に、百貨店に多いです。いわゆる“デイトナランナー”の皆さんなら、よく直面することだと思います。

店員の態度が悪い、めんどくさそうに対応する、さらには時計の型番を平気で間違える(これは本当に多い!)などなど、とても高級品を扱うお店とは思えないような対応をされた人は多いのではないでしょうか?

確かに、店員さんの気持ちもわかります。毎日のように「デイトナありませんか?」と電話や来客があり、さらには実際にはバックヤードにデイトナがあるのに外商に回さないといけないので「在庫を切らしています」と、一般客にをつかないといけない。とても、まともな神経ではできません。こんな毎日を続けていたら、病むよね。

しかし、です。地方の時計屋さんは、ロレックスを扱いたくても扱えなくなった店がたくさんあるのです。

「ロレックスを売れるなら、今すぐにでも売りたい」

「並行店には負けないし、百貨店にだって負けない」

時計屋さんの店主のそんな声を、僕は何回も聞いてきました。

しかし、メーカー側が提示するように、相当な在庫数を持ち、売上実績を作り、指定の什器を使って店舗を改装しなければ、販売そのものができないのです。それでいて、正規店は通販ができない。

だから、資本力に劣る中小の時計店では扱えませんし、秋田県のように人口が少ない地方では、販売そのものが成り立たないのです。実際、東北地方ではロレックスの正規店はなんと宮城県仙台市の「藤崎」しかありません。

青森県の金正堂、秋田県の小野時計店、岩手県道又時計店・・・有名な時計店はすべて、取り扱いを辞めてしまいました。

人口10万人以下の地方で正規店を続けているのは、三重県の奥〇計店だけです。この“三重の名店”が間違いなく日本一のロレックス正規店であるのは愛好家にはよく知られていますが、残っているのが奇跡ですらあります。

みんなロレックスが好きなのです。しかし、好きなのに、売りたいのに、扱わせてもらえない。お店として、これほど悔しいことはないでしょう

百貨店の正規店の店員さんは、そういう地方店の想いを、わかっているのでしょうか?

たぶん、わかっていないでしょう。

現在、百貨店などの正規店に勤務している店員で、地方の元正規店だった時計屋に行ったことある人なんて、そうそういないでしょう。そもそも、新卒で入った人は、ロレックスの正規店がかつては地方にいっぱいあったことすら、知らない人もいるかもしれません。

ある並行店の方がこう言っていました。

「ロレックスの正規店の店員なんてバイトでもできる

「ぶっちゃけ店員要らない。自販機でいい。ボタン押して、デイトナ出てきたらいいじゃん」

デイトナさえ売ってくれれば、店なんかどこだっていい。店員の接客なんか見て、買ってないでしょ?」

・・・これは極論かもしれませんが、僕も時折そう思ってしまうほど、杜撰な対応をよく目にします。

話を変えましょう。

岐阜の「岩〇時計舗」の長〇川さんは、時計に関するブログで有名です。僕は一度、お店でお話をさせていただきました。ご本人は“ダメ社員”と自称していますが、大変に時計に詳しい方で、膨大な知識と情報を持っておられます。

接客も素晴らしい。その証拠に、県内で年間ナンバーワンの売り上げを作ったこともあり、お店の展示会では4日間で30本ロレックスを売るなど、相当な販売能力のある方です。

長〇川さんもまた、ロレックスを売りたいのだけれど、上記のような事情で売れなくなってしまった方です。

そんなこともあって、ブログでロレックス(製品というより企業や問屋の姿勢)を叩きまくっていますが、実際はすごく愛情を持たれているのです。そんな長〇川さんのブログを見ると、なぜロレックスの正規店の店員がいまいちなのか・・・ という事情がわかります。

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もし、今、長〇川さんにロレックス売らせたら、相当に凄いだろうなあと思います。

そして、地方の時計店の今後についても、示唆に富んだ発言をしています。

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繰り返します。

都市部のお店の店員さんは、地方の時計屋さんの想いを汲んで、頑張っていただきたいと切に願います。

 

 

ゼロからわかるロレックス 改訂版 (CARTOPMOOK)

ゼロからわかるロレックス 改訂版 (CARTOPMOOK)

 

 

腕時計を気軽に楽しんでもらえるように、地元で布教活動をしています

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腕時計をしていない人が増えました。今の時代、腕時計はまったくもって生活必需品ではありません。時間を知りたければスマホがあります。そして、スマホの時計は極めて正確です。

しかしながら、腕時計はとても楽しい趣味です。身に着けて楽しい、集めて楽しい、コレクションしたものを外に持っていける。会話のツールになる。こんな面白い品物はなかなかありません。

そこで、僕は子どもの頃から腕時計に親しんでもらいたいという想いから、羽後町の中学生に、羽後町のミナセやオリエントスターはもちろん、ロレックスやランゲ&ゾーネなどの腕時計を触ってもらい、その魅力を伝える“布教活動”を行っています。

羽後町では時計屋さんがどんどんつぶれてしまっていますので、こうした腕時計に触れる機会は極めて少ないです。だからこそ、実機を触ってもらうことは重要だと考えています。

本格的に腕時計を選びはじめるのは、ある程度大人になってからです。しかし、昨今は上司が部下に腕時計を買わせるような儀式は、あまり行われなくなっていると聞きますし、場合によってはそれがパワハラになるそうです(汗)。

一方、「GOETHE」などの金持ち向け雑誌を見ると、腕時計を着けて闘争心に火をつけろとか、ものすごく肉食系っぽいフレーズばかり並んでいます。

もちろん、そういう発信の仕方もいいと思いますし、実際に僕自身も腕時計を着けることでモチベーションアゲアゲになる効果を実感しています。けれども、僕はもっと気軽に、腕時計を楽しむライフスタイルを提案していきたいと考えています。

だからこそ、中学生への布教が重要です。中学生は多感な時期です。彼らは簡単に腕時計を買うことはできないかもしれません。しかし、この時期にいい腕時計を触ったりした経験が、未来に生きてくるのでは・・・と期待しているのです。

10年後とかに、

「そういえば中学生のときに腕時計に触ったな」

「お金が入ったから時計屋さんに行ってみようかな」

・・・と思ってくれる人が1人でも出てきたら、時計ヲタ冥利に尽きますね。

そして、ぜひ、沼にはまっていただきたいと思っています(笑)

ルイヴィトン モノグラムエクリプス のウォッチケースを作ってみた!

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1年待ってようやく納品されました。

ルイヴィトン モノグラムエクリプス のウォッチケース「コフレ 8 モントル」です。

発注をかけたのが2017年11月、完成が2018年11月ですので、まる1年かかった計算になります。長かった・・・

ルイヴィトンで自分好みの製品を作ってもらえるサービスを、スペシャルオーダーといいます。特別な顧客しかできないイメージですが、一見さんでも頼めるようです。某オレンジのブランドと違って、そこまで敷居の高いサービスではありません(と聞いていますが、いろいろ諸条件があるようですので、気になった方は詳しくはお店で聞いてください)。

代金は前金制で、50%ずつか、一括で払います。

納期に関しては「1年」とざっくり伝えられます。けれども、早いときは半年ほどで仕上がるようです。前回、僕が嫁さんにジュエリーケースをつくったときは、だいたい10か月くらいで完成しました。

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↑ 結婚するときにオーダーしたルイヴィトンのジュエリーケース。通常のモノグラムで、内側の生地を紫に変更した仕様です。

 

このときはルイヴィトンのトランクのフェアがあったタイミングで、日本からオーダーがかかりすぎて製造が遅れたといいます。それでも1年以内で収まりました。

今回の僕のウォッチケースが1年かかったのは、極めてイレギュラーなオーダーだったためでした。

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↑ 2016年に誕生したモノグラムエクリプスは、通常だと内側がグレーがかった色の生地を使っています。このボックスは緑色に変更しています。これはロレックスを8本入れるケースを想定したもので、同社のブランドカラーが緑色であるためです。

 

2017年8月頃、ルイヴィトンで担当のM氏から「山内さんもトランクを作りませんか」と提案がありましたが、正直、僕はあんまり乗り気ではありませんでした。

僕はルイヴィトンの製品をファッションアイテムとしてではなく、ビジネスに使う目的で買ってきました。頑丈で実用的で機能的だからです。趣味的なものは買おうと思っていませんでしたし、箱に入れたいものなんて特になかったため(笑)、はじめは軽く聞き流していました。

ところが、ウォッチケースがあることを知って気持ちが一変、猛烈に作ってみたいと考えるようになったのです。

僕の数少ない趣味が腕時計です。元来のオタク気質ですので、コレクションはかっこよく並べてみたい。それまでビッグカメラで5000円で買ったウォッチケースに収納していましたから、もっと良いケースに入れたいと思いました。

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9月頃にモノグラム柄のウォッチケースのサンプルを取り寄せてもらい、僕が持っている時計(ロレックス×6、グランドセイコー×2)を入れてみました。すると、想像以上に風格があってかっこいい。

これなら、サンプルをそのまま買ってもいいかなと思ったのです。

M氏とそんな話をしていると、時計好きとして知られるスタッフT氏が「山内さんはロレックスがお好きですから、生地を緑にしてはどうですか?」と提案してきました。

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シミュレーションしてみたところ、お~~~ これはなんかいい、しっくりとくる! ルイヴィトンとロレックスのコラボモデルっぽくなった点も気に入りました。

いろんな時計を入れるより、「ロレックス専用」とした方が明快です。

で、僕は出たばかりのモノグラムエクリプスで作ったら、もっと特別っぽくなると思ったのです。

このとき、モノグラムエクリプスは通常のスペシャルオーダーのラインに存在しませんでした。けれども、M氏に1ヶ月くらいかけて調べてもらい、イレギュラーだけれども制作できると回答をもらいました。

1ヶ月もかかったのは、ルイヴィトンの中でもモノグラムエクリプスの色違いをオーダーした前例がないため、作っていいかどうかの話し合いがあったようです。

まあ、とにかくできるということだったので、11月に正式に発注をかけたのです。もちろん費用は前金で一括です。某雑誌の原稿料が全額消えました(爆)。爆死です。

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M氏によれば、トランクのイベントも当面ないので、半年くらいでできるのではということでした。ところが、待てども待てどもできあがってくる気配がない(笑)。

僕は2018年7月の「かがり美少女イラストコンテスト」で、このウォッチケースを使って賞品の時計を展示しようと思っていたのですが、間に合いませんでした。

M氏ががんばって調べてくれました。すると、今度はパリのルイヴィトンの本部と、日本のルイヴィトンの間で、モノグラムエクリプスの色違いを作っていいかどうかという議論がなされたようです。

僕は「ただ生地の色を変えるだけじゃん!!!!!!」と思ったのですが、ブランド側としてはイメージに合わない製品を出すのはダメ、しかもまだモノグラムエクリプスは出たばかりのラインなので、作った前例がない・・・ということで大いに揉めたようです。

でも、幸いにも承認が出て、制作にかかることができたとのことでした。

↓ 工房の内部はこんな感じです。

「ルイ・ヴィトン」のアトリエに潜入、ヴィトン家5代目にインタビュー - YouTube

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それにしてもですよ、王侯貴族やセレブや芸能人のオーダーであるならまだしも、僕ごときの思い付きのオーダーでここまで真剣な議論が交わされるのです。

どう考えても、時間をかけすぎです。金額的にも採算が合わないでしょう。けれども、ルイヴィトンは自社の製品として恥ずかしくない製品を作らねばならないと、真剣に考えていることがわかりました。

ルイヴィトンのモノづくりに対する真面目すぎる姿勢を強く感じました。

納得いくものでなければ作らない。どんな顧客からの要望であっても、クソ真面目すぎるほど真面目に対応する。こういう姿勢を創業以来貫いてきたことが、ルイヴィトンが高級ブランドとして世界中に認知されている大きな要因だと思います。

こういう姿勢は、日本の伝統工芸やモノづくり企業がもっとも学ばねばならないこと、といえるでしょう。

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11月2日、工房から発送されたと連絡があり、数日後にようやく届いて、お披露目会を行いました。

時間はかかりましたが、感無量です。ぬいぐるみを入れてもとてもかわいらしく、製品の完成度の高さに感嘆しました。

さて、僕は贅沢をするキャラでもないので、当面はこのような立派なものを買うことはないでしょう。

けれども、腕時計好きとしてとてつもなく欲しいのが、パテックフィリップの時計です。ゆくゆくは8本揃えて、次はパテックカラーで作ってみたいと思いました。そもそもパテックを8本揃える日がくるのでしょうか? けれども、僕はオタクですので、物欲には忠実です。夢は意外と想っていれば叶うのではないかと、信じています。

ルイヴィトンのスペシャルオーダーは、そういった夢を持たせてくれる品物であることは間違いありません。

最後になりますが、制作する機会を与えてくださったルイヴィトンのM氏とT氏をはじめ、M氏から引き継いだK氏、トランク担当のプロフェッショナルI氏、そしてこのひとつの製品が生み出されるまでに多くの人の努力があったものと思います。貴重な体験をさせてくださった多くの方に、お礼を申し上げます。

 

町おこしin羽後町―美少女イラストを使ってやってみた

町おこしin羽後町―美少女イラストを使ってやってみた

 

 

漫画家のサイン色紙、不要になったらどうすればいいのか?

▼漫画家の色紙が不要になったら?

私は、嫁が漫画家であるとともに、漫画家やイラストレーターのサイン色紙の収集家です。そのため「まんだらけ」のホームページや、「ヤフオク!」などのオークション、フリマサイトのチェックは欠かせません。

さて、昨今、漫画家やイラストレーターのサイン色紙が出品されると、売るな!」「転売屋だ!」と非難する人がいます

聞けば、最初から転売目的で、漫画家に色紙を描いてもらったりする(しかも無償で)人もいるようです。それは言語道断です。その一方で、純粋なファンが作品に飽きてしまい、手放す例もたくさんあります。

非難する人に質問です。

ファンが作品に飽きたら、その色紙、どうすればいいのでしょうか。

捨ててしまえばいいとでもいうのでしょうか?

それとも、誰かにタダであげればいいのでしょうかか? 

捨てるのは論外です。貴重な作品が失われることになるからです。タダであげたとしても、あげた相手が転売するかもしれません。欲しがるような相手が近所にいることは稀だし、ネットで募るのも手間です。

 

▼お金がすべてを解決する

「本当に愛しているファンのところにタダで渡ればいいのでは」と言う人がいますが、相手の本心なんて、エスパーでもなければ、簡単にわかるはずがありません。

結局はオークションやフリマサイトに出したり、「まんだらけ」などのショップに売るのが手っ取り早いといえます。

したがって、このブログのタイトルの質問に対する答えは、売れ!というのが正解なのです。

ピカソにしても、ルノワールにしても、古今東西の芸術家の作品が残ってきたのはなぜでしょうか。オークションなどで売買する仕組みがあり、しかも盛んに取引が続けられてきたためなのです。 

マニアの世界は、なんだかんだでお金がものをいう世界です。本当に欲しい人はきっちりとお金を出す。そして、お金を出した人は品物の価値をわかっているから、大事にします。適切な管理がされるし、品物の寿命を延ばすことになるのです。

 

▼作品に飽きるのは普通のことだ

「飽きるくらいなら入手するな」と言っている人がいました。

バカですね。

特定の漫画やアニメのファンを、5年、10年以上熱心に続ける人は稀です。

オタクに限らず、人は浮気性です。“俺の嫁”がひっきりなしに変わることは、よくあることなのです。魅力的なタイトルが出てくれば、過去の作品への情熱は失われていくのが、自然だと思います。

「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」のようなビッグタイトルを除き、大半の作品は1年もたたないうちに消費され、飽きられていくのです。

それでも、特定の作品のファンを長く続ける人は確実に存在します。売買を経て、そうした愛好家のもとにグッズや色紙が渡れば、品物にとっても幸せといえるのではないでしょうか。

 

▼マーケットを整備することが文化を守る

漫画文化は日本の芸術として評価が高いとされます。しかし、評価されているのは本やアニメのような完成品に対してです。

私は、漫画家の原画やサイン色紙もまた、優れた芸術品であると思います。手塚治虫氏の原画が海外のオークションで3500万円で落札されたと話題になりましたが、世界の文化に与えた影響力から考えると、安すぎると考えています。

海外ではディズニーのセル画が芸術品として売買されているのですが、肝心の日本では原画に対しての評価は十分に定まっておらず、二次流通のマーケットができあがっていません手塚治虫の版権を管理する手塚プロダクションも、原画の鑑定は行っていません。

国内にマーケットの早急な整備が必要です。そうしなければ、海外にどんどん漫画家の原画やサイン色紙が流れてしまい、江戸時代の浮世絵のように気づいた時には国内では入手できない・・・という事態を招くことが危惧されます。

適切に売買がなされることで、作品の散逸を防ぎ、後世に引き継ぐことに繋がると私は考えています。

 

※ 長くなったので、次に続きます。

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 ↑ 最近、仕事でちばてつや氏からサインとイラストを描いていただいた。私は仕事柄、漫画家のインタビューが多い。また、嫁が漫画家であるのだが、一流の漫画家の原画を間近で見ることは彼女にとってもプラス効果が大きいのだ。

 

 

渋谷のハロウィンを中止せよ! という考えは危険だ

前回、渋谷のハロウィンの件についてブログに書いたら、意外とアクセス数が増えていて驚きました。

ツイッターを見ると「ハロウィンを中止させろ!」といった具合に、強い正義感をあらわしている人が多くてびっくりです。ものすごくみんな真面目なのだなあと思いました。

前回のブログに書いたように、ほんの20年前くらいまで(というかもっと最近かもしれない)、日本のお祭りはかなりひどいものでした。セクハラ、痴漢、酒がらみの犯罪レベルの行動など普通でしたし、大きなイベントやお祭りとなれば暴走族や暴力団がらみの喧嘩も絶えなかったのです。

プロ野球球団(私はこの球団のファンなので伏字にしておく)が1985年に優勝したときの暴動っぷりを覚えている人も多いことでしょう。民衆がカニ料理店の看板を破壊したり、某フライドチキン店のオッサンの像を川に放り込んだりして、地域一帯が無法地帯と化したのです。

日本人はイベント好きです。そして、集団になるとめちゃくちゃなことをするのは、昔からよくあったことなのです。

しかし、自治体や運営団体が規制に動いた結果、目立った問題はほとんど起きなくなっています。渋谷でトラックを横転させたり、お店に迷惑をかけた奴らは多いに問題があるし許されないことだけれど、一昔前のお祭りと比べたらぜんぜん緩いレベルといえます。それだけ、日本が平和で健全になった証拠といえるかもしれません。

さて、渋谷のハロウィンの参加者に問題ある人はいるに違いありませんが、全体からするとごくごく一部です。ほとんどの人は健全にハロウィンを楽しんでいます。一部に問題があるから中止せよ、という考えは極めて危険です。

例えば、こんな例があります。

日本大学の偉い人が問題を起こしたら、何にも関係のない学生をせめる人がいた。

・一部の韓国人が慰安婦像を設置したところ、韓国人みんなが反日で日本の敵だと決めつける人がいた。

・一部のオタクが性犯罪を犯したら、オタク文化を取り締まりましょうと騒ぐ人がいた。

渋谷で暴動が起きたからハロウィンを中止せよと騒ぐのは、こうした極端な行為とほとんど変わらないということは、理解しておくべきでしょう。

私が開催する「かがり美少女イラストコンテスト」だって、仮に一部の参加者がトラブルを起こしたら「中止しろ」と言われるかもしれません。最近は臭い物に蓋をする風潮があるから、何か問題が起きると主催者は及び腰になって、イベントそのものをなくしてしまう例が少なくないのです。

マスコミは問題を起こした人を誇張して、面白おかしく報道します。例えば、成人式でバカ騒ぎする奴らばかりが目立つせいで、「荒れる成人式」と報道されますが、ほとんどの成人が大人しくしているのは言うまでもないことです。

ハロウィンもこれと同じで、一部のバカ騒ぎしている人たちによってイメージを悪く伝えられているに過ぎません。

そして、ふだんマスコミ嫌いな人に限って、自分に都合の良い情報にはまんまと乗せられてしまう傾向が強いです。若者批判をしたい人、パリピが気に食わない人などが、ここぞとばかりに正義感を発揮してハロウィン叩きに走っているのです。

繰り返します。確かに渋谷のハロウィンに参加する一部の奴らには、問題がありすぎます。私はそういう調子に乗りまくった連中は嫌いですし、大いに反省を促したいと思います。

だからといって、イベント全体を中止せよ、みたいなことは言うべきでないですし、するべきではありません。こういったみんなで楽しめて集まれるイベントは、ストレス社会と言われている現代の日本にこそ必要なのです。